いつからチャイルドシートって必要なの?~出産退院時のチャイルドシートのすすめ~

これから生まれる赤ちゃんのためにチャイルドシートを選ばなきゃ…
でもいつから必要かご存じですか?

チャイルドシートはいつから必要なの?
退院時でも抱っこはだめなの?
タクシーに乗せるときってどうすればいいの?

など、そんな疑問についてまとめてみました。

新生児から着用が義務

チャイルドシートは道路交通法という法律で6歳未満の子供に着用が義務付けられています。
着用せずにお子様を車に乗せていた場合、交通違反で免許の違反点数が1点加点されます。


退院する時も必ず必要になります。
ただし、退院されるお子様の健康状態によっては、免除されることもあります。
(道路交通法施行令 26条の3の2の第3項)
幼児が負傷している等、チャイルドシートを使用することが療養上又は健康保持上適当でないとき。)


不安な時には、産院の先生に相談されるといいでしょう。

こういった状況を除き、マイカーでお迎えに行くときは、必ず必要になります。
用意するタイミングとしては、出産予定日の1カ月前くらいに手元にあると、いいでしょう。

予定よりも早まってしまった場合でも、慌てることがありませんし、一度車に装着してみたり
お迎えの前に使い方を確認したりできますので、早めのご用意をおすすめいたします。

マイカー以外での退院の場合は?

必ずしもマイカーで退院できるわけではないですよね。
里帰り出産でご実家の車につける場合や、カーシェアリングやレンタカー、タクシーなどを利用される方もいらっしゃるかと思います。

ご実家の車やカーシェアリング、レンタカーでもチャイルドシートの使用は義務付けられています。

タクシーに限っては、道路交通法施行令によって、使用が免除されています。
道路交通法施行令 (第26条の3の2第3項第6号)
バス・タクシーなど、一般旅客運送事業の用に供される自動車運転者が当該事業の旅客である幼児を乗車させるとき。


が、使用義務がないからといって、事故に遭わない保証はありません。

抱っこした状態で、万一事故に遭ってしまうと、前の座席と親の身体の間に挟まれた赤ちゃんが押しつぶされてしまいます。

赤ちゃんがクッションになってしまい、抱っこしている人が助かり、抱っこされていたお子様が亡くなるケースというのが実際に発生しており、
皮肉の意味も込めたチャイルドバッグなる言葉も存在します。

タクシーを利用される場合でも、可能な限りチャイルドシートを使用するようにしましょう。
ご実家やカーシェアリング、レンタカーやタクシーといったチャイルドシートの着脱が多い場合には、乳児用のキャリータイプ(ベビーシート)がおすすめです。

赤ちゃんを乗せたまま、車まで持ち運び、3点式シートベルトで固定できます。
実際にタクシーを頻繁に使用される方にもお選びいただいています。

車で新生児と 移動するときの心得

新生児の赤ちゃんとマイカーやタクシーで焦らずスムーズにお出かけするためのいくつかのポイントがあります。

・お出かけ時間
経路や渋滞も考慮して、余裕のある時間に出発しましょう。

・休憩は1時間に1回を目安に
新生児から首が座る3~4か月くらいまでの、望ましい連続使用時間は1時間程度。
乗せっぱなしにするのは、赤ちゃんにとって負担にもなりますし、汗・ムレの原因になります。
実家に行く時や、実家から戻る時など、長時間移動する際には休憩場所を予め決めておくといいでしょう。

・極力薄着がおすすめ
赤ちゃんは代謝が活発で、よく汗をかきます。
厚手の服を着せると、熱くなった時の対処が難しいので薄手の服で乗せて、寒いようならブランケットを掛けるなど 温度を調節しやすい状態で乗せてあげましょう。

・泣いたら休憩を
月齢6カ月未満の赤ちゃんは、昼夜の区別がつかず、昼夜関係なしに短い睡眠と授乳を繰り返します。
泣いてしまう原因は、空腹やおむつの不快感がほとんどです。
泣いてしまったら、安全なところに車を停車して、授乳やおむつ交換などしてあげてください。

新生児から使えるチャイルドシートの選び方

・新生児用チャイルドシートの基礎知識
チャイルドシートはいつから必要なの?どんなタイプがあるの?正しく知って大切な赤ちゃんの安全を守りましょう。
“新生児用チャイルドシートについて詳しく知ろう!“はコチラ

・トラベルシステム対応のキャリータイプ
赤ちゃんを乗せたまま、そのまま持ち運べるから、車からお家の中へ眠ったまま移動ができます。
対応ベビーカーにドッキングさせることもできます。
“キャリータイプのチャイルドシート”のラインナップはコチラ

・据え置きタイプの回転式チャイルドシート
車専用のタイプですが、新生児から4歳頃まで長く使うことができます。
また、シートをドア側へ回転させることができるので、乗せ降ろしがし易いのも特徴です。
“据え置きタイプ(回転式)のチャイルドシート”のラインナップはコチラ

・安全基準R129/i-SIZE
世界最新の安全基準。従来の安全基準に加えて側面衝突時の安全性を高めています。
“安全基準R129/i-SIZE”について詳しくはコチラ

・ISOFIX
初めてのチャイルドシートでも、個人差なく誰でもしっかり・簡単に取付できる世界規格です。
“ISOFIX”について詳しくはコチラ

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