座りぐずりで親もぐったり。チャイルドシート「座育」のコツ

「ドライブ中に子供がグズりだした!」子育て中なら誰もが一度は経験する場面。
そんなとき、どうする?また予防策は?
ここでは“出発から到着まで、ずっとゴキゲン”な子連れドライブのためのヒントをいくつか紹介します。

車に乗るとグズる・泣く本当の理由や要求をつかもう

ドライブ中の子供のグズり。

あまり遭遇したくはないけれど、赤ちゃんや子供にとって、泣くこと・グズることは、こちらに何か「HELP」を伝えるための大事なコミュニケーション方法です。
そんなとき、パパやママはまず「どうして子供がグズっているか」理由を考えて、子供の要求を正しく把握すること。それが、解決の一番の近道と言えます。

代表的なグズりの理由をまとめると、下記のようになります。

①「生理的」な理由
→お腹が空いた、のどがかわいた、トイレ、眠い......など

②「身体的」な理由
→疲れた、不快、車酔い、どこかが痛い、暑い、寒い......など

③「心理的」な理由
→飽きた、つまらない、遊びたい、やりたいことがある、抱っこしてほしい......など

こうして整理して考えてみるとわかりやすいですね。
ただし、まだ意思の疎通がはかれない赤ちゃんは、何を求めているかわからないことが多いです。

そこでオススメしたいのは診断アプリの活用です。
育児記録アプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」の泣き声診断機能は、私も普段からよく使っていて、泣き声をスマホに数秒聞かせるだけでAIが診断してくれるので(正解率8割以上)、困ったときはとても心強いですよ!



一番心地よい状態から座らせる!

グズりの予防策としては、まず出発前にコンディションを整えておくことが大切です!

正しい姿勢で座らせてあげれば、疲労感や不快感を減らすことができます。
乗車のときには、次のことをチェックしましょう。

・厚着は禁物!
服装は、冬でもなるべく薄着で座らせましょう。着せすぎると、暑くなって汗をかいたり、窮屈になったりして不快感の原因になります。
寒いときは、シートベルトを装着した上からブランケットや上着をかけるなどして温度調節を。

・深く腰掛ける!
おしりを正しい位置で座らせましょう。
背もたれと背中に隙間ができていたり、猫背になっていると、座っているうちに段々と体勢が崩れて疲れてしまいます。
赤ちゃんも幼児も深く腰掛けることを心がけましょう。

・リクライニングを適切に!
チャイルドシートにリクライニング機能がある場合は、背もたれの角度もポイント。
ねんねの頃は倒した状態が心地よくても、一人座りができる頃には起き上がりたくなる傾向も。赤ちゃんの状態をよく見て、適切な角度に調整してあげましょう。

・ベルトはしっかり!
チャイルドシートは万が一の衝撃から身を守るほかに、疲れを軽減させる効果があります。
よく「子供が窮屈そうだから」とチャイルドシートのベルトを緩めて着用する人がいますが、それでは逆効果。安全性まで損なわれてしまいます。
メーカーの着用ガイド等を参考にして、正しい体勢が崩れないよう、肩から胸、足の付け根(ジュニアシートの場合は腰まわり)にベルトをしっかりそわせて着用しましょう。



30分に一度は休憩をはさむ!

子供がグズる・泣くたびに対応していると大人もぐったりですが、子供はそれ以上に負担が大きいもの。できれば出発から到着まで、みんな笑顔で快適に過ごしたいのが本音ですよね。

子連れドライブ最大のコツは、ズバリ「上手な休憩の取り方」です。
子供がじっと座っていられるのは、せいぜい30分が限界。
グズりはじめる前に、あらかじめ30分を目安に定期的に休憩を取るようにしましょう。



とにかく色々と試してみる!

ときにはこれまでの先入観を捨て、視点を変えて色々と試してみましょう。
ひょんなことがきっかけで子供の不快感を取り除けたり、気分転換できることもあります。

・フォーメーションを変えてみる
誰がどこに座るかの配置を変えるだけで、気分転換に有効だったりします。
たとえば、子供の位置を運転席の後ろから助手席の後ろへ移動する。ママが後部座席から助手席へ移動する、など。

・乗車のタイミングを変えてみる
乗車中に子供が眠いか眠くないか、満腹か空腹か、などによってもゴキゲンは変化します。
たとえば、乗車直前に授乳していたけど、お昼寝させたあとに乗せてみる、などタイミングを変えてみるのも有効です。

・車を"特別な"場所にしてみる
自意識が芽生える頃からは「車のイメージ」も重要です。
たとえば、車に乗るときだけ登場するおもちゃやおやつ、いつも流れている音楽、パパやママとのお決まりの手遊びなど。子供が「車に乗るといつも良いことが待ってる」と思えるような、楽しいルーティンを作ってみるのもいいでしょう。



車の"座育"は1日にしてならず!

これらのことを試しながらも、心地よいドライブを実現するために、日頃から長期的に環境などを見直すのもひとつの手です。

・体型に合ってる?
ひとくちにチャイルドシートと言っても、メーカーや種類によって、サイズ感はもちろん座るときの角度や振動の伝わり方、触り心地、体感温度など、まるで違います。購入するときには、一度お店で触って確かめ、ぜひ試着を。
我が子の身体に一番フィットするチャイルドシートを選びましょう。

・日頃から慣れさせる
「何をやってもチャイルドシートを拒否する」と感じたら、いったん車から取り外し、リビングでベビーチェアとして使ってみるのはどうでしょう。
たまのドライブだけでなく、普段からたくさん座って、触って、日常に溶け込ませ、とにかく慣れるのを待ってみるのもアリです。

・体幹を鍛える
個人差がありますが、長時間座る姿勢をキープするだけの筋力が足りないのかもしれません。
「子供の体幹」に視点を変えて、休日に公園のアスレチックや家の中でバランスボールで遊ぶのもオススメです。
そうするうちに体幹が鍛えられ、座っていても疲れにくい体質になるだけでなく、その他の運動や遊びにも役立つので一石二鳥です!

ドライブでの子供のグズり対策・予防策として、色々なコツを紹介しました。
ただ、これらのことを頭の片隅にしまいつつ何度か試行錯誤しているうちに、お子さんも成長していきだんだんと慣れていくものです。
あまり座らせることだけに必死になりすぎず、パパやママが気持ちにゆとりをもってドライブを楽しむこと。その姿こそが、子供にとって一番の安心感につながり、ファミリードライブをより一層素敵な空間にしてくれるでしょう。

このブログを書いた人

2児の母(長男5歳、長女0歳)。男の育児ライフスタイル誌「FQJAPAN」編集部。自動車保有率No.1群馬県出身。週末は家族と、関東近郊の広い自然公園やアスレチックを巡る。

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